ダイエットをしている人なら必ず聞いたことがあるはずです。
イマイチ理解しきれてないけど今さら聞けないBMI数値についてまとめてみました。
BMI数値とはなにを表したもの?
Body Mass Index(ボディ マス インデックス)の略語で、ボディマス指数とも呼ばれ、ヒトの肥満度を表した数値です。
肥満は糖尿病や高血圧などの生活習慣病や、それを引き金に心筋梗塞や脳卒中など重篤な病気を引き起こす原因として広く認知されるようになりました。
また、痩せすぎも栄養失調や内臓の疾患などが隠れている可能性があります。
身体機能を健康的に維持するためにもBMIを知るのはとても大切なんですね。
BMI数値の測り方
BMIの計算方法は以下の通り。
体重[kg]÷(身長[m]の2乗)
身長は[㎝]ではなく[m]なので注意。
試しに私のBMIをさらっとさらすと、
60[kg]÷(1.67[m]×1.67[m])=21.5
となりました。
BMIから見る肥満度の判定基準
BMI | 日本肥満学会判定 | WHO判定 |
18.5未満 | 低体重 | 低体重[Underweight] |
18.5~25未満 | 普通体重 | 普通体重[Normal range] |
25~30未満 | 肥満(1度) | 肥満予備軍[Pre-obese] |
30~35未満 | 肥満(2度) | 肥満(1度)[Obese classⅠ] |
35~40未満 | 肥満(3度) | 肥満(2度)[Obese classⅡ] |
40以上 | 肥満(4度) | 肥満(3度)[Obese classⅢ] |
判定基準はこのようになっています。
日本人と欧米諸国の人達では体格などに差がありますから、日本肥満学会とWHO(世界保健機関)の基準には少し違いがあるんですね。
上記の表で確認してみると、私は21.5なので普通体重ということになります。(良かった^^)
自分のBMI数値を知ることのメリットとデメリット
このように、計算方法さえ覚えておけば誰でも簡単に自分のBMIを知ることができるので、普段から肥満数値にならないよう心がけていれば、生活習慣病の予防につながります。
デメリットとしてはBMIの計算法では単純に身長と体重だけを用いて算出します。なので筋肉の量や脂肪の量が分かりません。
基本的に筋肉は脂肪よりも重いので、筋肉量が多く低脂肪率の人が肥満と判定されたり、逆に筋肉量が少なく隠れ肥満のような人が低体重(やせ)と判定されてしまいます。
要するにスポーツ選手やボディービルダーなど、見た目は太っているとはいいがたいけど、筋肉が多く体重が重い人が肥満に当てはまってしまいます。
BMI数値が低いからといって、決してバランスの取れた健康的な体形とは言えない場合があるということになりますね。
おしまいに
BMI数値の算出は身長と体重さえわかれば誰でも簡単に算出することができます。
たとえ肥満にあたらないからといって安心せず、健康維持のためには適度な運動を取り入れ、筋肉と脂肪のバランスを把握するのも大切ですね。